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環境は上々
昨夜は一昨日とはうってかわって、雲もなく、気温もそこそこ高く、天体観測の環境としては上々でした。
一昨日失敗した天体の撮影と、新たなターゲットを決めて、観測に臨みました。
SharpCapにも少しずつ慣れて、ライブスタックの終了方法も分かった気がします。
撮影結果
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×0.5レデューサー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影及びスタッキングソフト:SharpCap 3.2 (64 bit)で撮影・ライブスタック
GAIN:200~220
画像編集ソフト:GIMP(色レベル補正で炙り出し)
撮影場所:自宅ベランダ
ふたご座NGC2129(30秒露出、総スタック時間600秒)
被写体天体を、なかなか中央に入れることができません。努力はしているんですが・・・
やっぱり星団は宝石箱ですね。明るい星の周りに小さな星が寄り添うように囲っています。
いっかくじゅう座NGC2232(30秒露出、総スタック時間600秒)
これも被写体が右に寄り気味です。折角導入した天体を逃したくなくて、場所を移動させる勇気がないんです。
空には美しい天体が事欠かないですね。撮影する対象に困ることがありません。明るい星、少し明るい星、細かい星の組み合わせが絶妙です。
少し、うお座M74
これは、今回撮影する計画にはなかったのですが、管理人の撮影システムで何とかなるものなのか試したくなり、何とか画角に導入することに成功しました。
この画像(スナップショット)はGIMPで炙り出しをして何とかなっていますが、実際にはほんのわずかに見える程度で、画角の中央に移動させている間に家の屋根の向こうにいってしまい、撮影はかないませんでした。9.39等級の天体なので、管理人の望遠鏡で何とかなるはずですが、こんな暗い天体は、移動が難しいです。成功したら初めての渦巻銀河撮影になるのですがね。
まとめ
何度も書いていますが、星団の撮影が管理人の観測システムには一番合っている気がします。画角への導入も楽です。
あと、モータードライブの精度、極軸設定の精度、未だ問題としてあります。撮影中に上にずれたり下にずれたりしますから、これはモータードライブの精度の問題だと思います。もちろん極軸設定の甘さもあります。60秒露出目指して、いろいろ精度を高めたいです。
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