この記事では、月の画像を掲載してみたいと思います。2020年10月24日現在、ちょうど、月、土星、木星が接近しており、月の撮影を最近していないことに気付いたもので。。
目次
月と、子供の頃の管理人
管理人は子供の頃から宇宙のことが好きで、図鑑などを読んで楽しんでいました。
興味は、木星とか土星、惑星にいっていたと思います。
特に月は身近で、満ち欠けが変わるのを肉眼で見て、楽しんでいました。当時多くのクレーターの名前を覚えていましたが、もう忘れてしまいました。
当時は、田舎に住んでいて、月明かりを浴びることもできました。
月と、望遠鏡を買ってもらった頃の管理人
高校生になり、ついに図鑑や科学漫画で物足りなくなった管理人は、親の脛をかじりました。
天体望遠鏡のカタログはボロボロになるまで読みました。
いよいよ愛機、ビクセンNEWポラリス80Mの登場です。
今となっては親に感謝するほかありません。
その時、親に拒絶されていたら、管理人は、星の人になって趣味を楽しむことはできなかったはずです。
親にとっては高い買い物だっただろうなあ。間違いなく。
しかし、未だに現役の望遠鏡を買ってくれたのですから、とても価値のある望遠鏡です。管理人にとっては。
月の凹凸はいいですね。
心が休まります。
はっきりは覚えていませんが、望遠鏡を外に出してまず見るのは月だったかな。
そして↓が、管理人初めての天体写真撮影(多分)
今とは様子がずいぶん違いますが、かなり出来のいい写真に思えます。
月と、今の管理人
今年の8月、25年ぶりくらいで、宇宙の趣味を思い出したように始めました。35年前から25年前までは、頻度の低い眼視観測しかしていませんでした。今では、晴れた夜は、望遠鏡を外に出さずにはいられません。
一体何で、星に目覚めたのだろう。
多分このブログがきっかけです。
宇宙関係のブログを書こうと思ったから、部屋の隅に置いてあった望遠鏡に目が入ったのだと思います。
前置きが非常に長かったですが、割と綺麗な月の画像ができたので、掲載したいと思います。
月の写真
2020年10月24日撮影
[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、(×0.5レデューサー)、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影場所:自宅ベランダ
撮影ソフトウェア FireCapture2.6 スタッキングソフトウェア AutoStakkert3.1.4
画像処理ソフトウェア RegiStax 6
19:05撮影(×0.5レデューサー使用)
CMOSカメラのASI462MCは、とにかく画角が小さいので、レデューサーを使用しつつ、センサーを縦にして月齢7.3の半月の全体を何とか写しました。
19:20撮影(レデューサー未使用)
久しぶりに月を撮影してみると、結構難しいですね。暗い凹凸が楽しめる部分と、明るい部分の明るさのバランス。
満ち欠けの境目に注目しすぎると、明るい部分の色が飛んでしまいます。かといってその逆は、まったく面白くない画像になります。
しかし、月の凹凸は楽しい。撮影だけではなく、眼視でも十分楽しいです。
19:22撮影(レデューサー未使用)
ちょっとのっぺりしてしまいました。Wavelet処理で、もう少し強調すべきだったでしょうか。
19:25撮影(レデューサー未使用)
これが全体的に明るさがバランスが取れているような気がします。
月の撮影を甘く見ていました。なかなか気を遣って撮影しなければならないようです。簡単なのは、FireCaptureに導入することだけかもしれないです。
まとめ
全体的に、ピントが甘めだったように思います。
課題としては、満ち欠けの境界の明るさと、そうではない部分の明るさのバランスをどうとるか、Wavelet処理をどの程度踏み込むか、です。
次回、月の撮影をする時には、そこを追求してみたいと思います。
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