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レデューサー、明るい景色で実験してみたい
レデューサーが我が家に納品されてから、曇りか雨ばかり・・・
これでは、肝心の、観測対象にピントが来るのかどうかなど、確証を得ることができません。
曇り空の夜の暗い景色では実験はしました。
今はそこそこ天気が良いです。夜に期待できるかもしれません。
しかし、待ちきれず、管理人は、明るい景色でもう一度実験をすることにしました。
①そこそこの遠距離の観測対象で、レデューサー装着有り無しによって、ドローチューブの繰り出しがどの程度になるか
②焦点距離はどの程度短縮されているのか。
③同じ景色が、レデューサー装着有り無しによって、どのように違うか
夜を待ちきれないので、実験するのです。
ドローチューブの繰り出しはどの程度か
レデューサー装着無し
だいたい8cmくらい、ドローチューブが繰り出しました。被写体が近いために、これくらいの長さ感になるのかと。
レデューサー装着有り
ドローチューブの繰り出しは、約4センチです。
先だっての夜のテストで、雲を通した月のシルエットの一部をピント合わせした時には、繰り出しは残り2センチくらいでしたから、本当にぎりぎりになりそうな予感です。
しかもその時のピント合わせは本当に急いでやったので、そこでピントが合った確証もありません。
焦点距離はどの程度短縮されているのか?
通常、天体撮影をした場合、FireCapture2.6が、撮影の各種データをテキストデータで吐き出してくれます。
これを見て、ここの数字が低かったとか高かったとか、出来る範囲の反省をするのですが、通常は、FocalLength=850mmなどと、焦点距離のデータも吐き出してくれるんです。
しかし、今回レデューサーを装着して外の景色を撮影した場合は、吐き出してくれませんでした。
これだと、どれくらい焦点距離が短縮されているのか、明確には分からないですね。
(そもそも夜の天体撮影で焦点距離が分かる理由も分かりませんが)
外の景色だから焦点距離を出せないのか、それとも、レデューサーを通してでは焦点距離を計算できないのか、不明です。
テストの一項目は不明なまま終わりました。
被写体は、見かけどれくらい大きさが変わるのか
レデュース後の焦点距離が分からないのであれば、見た目で確認するしかありません。夜のテストの時には、被写体が暗くてよく分かりませんでした。
今回は明るい景色で確認できます。
レデューサー装着無し
レデューサー装着なしの景色(少し遠くにある鉄塔の先っぽです)がこれです。
この四角い物体の一辺は、パソコン画面上で2cmです。
レデューサー装着有り
レデューサー装着しての同じ景色です。
この四角い物体の一辺は、1cmになっているようです。
したがって、焦点距離×0.5というのは正しいということになります。
とにかく、夜が待ち遠しい、晴れた夜が
天気はだんだんと曇ってきました。
でも、今夜、少しでも月か惑星か、雲間から顔を出してくれれば、今回、レデューサーの取り付けについては問題ないと確証を得られるのに。
早く、夜になってくれ、しかも晴れた。
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