スポンサーリンク

【天体観測】LDN1613コーン星雲を撮影してみた

星雲・星団・銀河に関する情報
ディスプレイ広告02

概略

散開星団も飽きてきたので、星雲を撮影することが多くなってきました。
昨夜の目標天体は、いっかくじゅう座LDC1613コーン星雲です。
HⅡ領域という難敵ですが、何とかおぼろげな姿を捉えました。
Siril、GIMPで炙り出しを試みましたが無理でした。
しかし、ごりごり炙り出しの跡がついていないので、その点は良かったです。

残念なのが追尾精度。3時間という長時間露光という点もあったのですが、それでもちょっと・・・

撮影へ至る経過と結果

恒星のピント合わせ

若干ズレていたので、ふたご座のポルックスで、バーティノフマスクを使って微調整しました。

↓ポルックスです。

極軸設定の状況と自動追尾の状況

難敵ゆえに極軸設定は力を入れました。設定誤差は14°です。

自動追尾の状況は、極軸設定の正確さの割には、そこそこずれてしまいました。

基準恒星と目標天体の導入

コーン星雲に近くて肉眼で見えるのはベテルギウス(赤経05h55m、赤緯+7°24′)でしたので、基準恒星に決定です。
目標天体のコーン星雲の位置は、赤経06h40m、赤緯+9°26′です。少し距離感を感じましたが、2回目のトライで画角に導入しました。

撮影の結果

[撮影に使用した機器、ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:ZWO社CMOSカメラASI294MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影、GAIN350、30秒間のfitsフレーム360枚を撮影、そのうち351枚(計2時間55分30秒)を、Siril1.0.6でコンポジット・フラット補正・ダーク補正・バイアス補正
画像処理:ASIFitsViewによるオートストレッチ
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日:2023年1月12日

炙り出しを試みましたが、歯が立ちませんでした。

目次に戻る▶▶

まとめ

炙り出しの練習も行いつつ、撮影も楽しんでいます。今回はあまりうまくいきませんでしたが、いつか撮影しなおしてみたいと思います。

目次に戻る▶▶

コメント

タイトルとURLをコピーしました