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【ソフト使用感】WinJUPOSを使ってみた

天体観測器具レビュー
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経緯

天文ガイドのバックナンバーを見ていたら、一昔前は、RegiStaxによるWavelet処理を経てステライメージなどの画像処理ソフトに渡していたけれど、RegiStaxを終えたら、WinJUPOSによるデコンボリューションという処理を経るのが、現在の画像編集の流れだと書いてありました。

管理人、一昔前の人になっていました。天文ガイドの記事にも気づいていなかったし、どんだけ鈍感なんだ・・・

管理人はステライメージは使っていませんので、せめてWinJUPOSだけでも使ってみたいと思いました。

デコンボリューションは要するにWavelet処理されて鮮明になった画像を複数枚そろえて、コンポジットをするイメージです(と、管理人は掴みました)。
ノイズが減ってクリアな画像になるはずです。

WinJUPOSは難しいソフトだとブロガーさんたちは書かれていましたが、その皆さんのブログのおかげで、迷うことなく処理を進めることができました。

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処理の様子

まずは、4枚の木星の画像を準備しました。

サンプル
対象天体:木星
撮影日時:2022年8月2日
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート、×2バローレンズ使用
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI462MC
自動追尾:ビクセン社MD-6SP
撮影・スタック:FireCapture2.6で撮影(90秒間)、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ

揃えた画像

8月2日に撮った出来の良い画像を選びました。

デコンボリューション

理屈は良く分かりません。これらの画像ファイルを、WinJUPOSから開きます。
進め方は、大先輩方のブログに委ねさせていただくとして、結果は、・・・・

南赤道縞より上のざらつきノイズがなくなっています。

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土星について

このソフトウェア、惑星を網のようなもので囲って処理するのですが、丸い天体は良い。オートでやってくれます。しかし、

土星のような難しい形をしている天体はどうなるのでしょうか。

この網の形は、惑星別に切り替えることができますが・・・
オートでも手動でも網にかけることができません。輪の角度がどうしても合わせられないのです。昨日は散々試してギブアップしました。

まだまだ勉強が必要なようです。

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コメント

  1. hasyama より:

    はじめまして、hasyamaと申します。
    土星の処理ですが、日付と時刻の設定が合っていないのが、原因です。※ 1987年10月18日12:00になっています。 WinJUPOSは、設定さらた日付で惑星の位相を計算しているので、ここが合っていないと、特に火星や土星は、シュミレーション画像と実際の画像が、合いません。日付を撮影時刻に合わせて、試してみてください。なお、撮影時刻は世界時なので、ご注意を・・・

    • sanpojin より:

      hasyamaさん、はじめまして。ご訪問ありがとうございます。

      時刻はサボって入力していませんでした。いかんですね楽をしようと思ったら。そこが一番重要なパラメータとも言えますね。
      正直途方に暮れていたので、本当に助かりました。アドバイス感謝します。時刻の件気をつけます。

      これからも弊ブログをよろしくお願いいたします。

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