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【天体観測】曇りの夜は火星を見返してみる

惑星に関する情報

昨年は、大接近フィーバーした火星。
管理人が星の世界に戻ってきたのが昨年の夏。
これは偶然だろうか・・・
昨夜は曇りで天体観測できなかったので、火星の画像を見返してみました。
こうしてみると、火星はあっという間に接近してあっという間に去っていった感があります。
今思い起こしてみればですが・・・

昨年初めて火星を撮影したのが9月12日。

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2020年9月12日撮影

当時、バローレンズを持っていなかったので、f=910の焦点距離で直接焦点撮影してました。
発色が少し変ですが、模様もはっきり見えるし、なかなか良い。

2020年10月2日撮影

ピントがなかなか合わず、色々と悩んでいたころ。
どうしたらいい画像になるのか、試行錯誤していました。

2020年10月5日撮影

ピントが合ってなーい。

2020年10月11日撮影

バローレンズを購入し、以降惑星撮影には必ず使うようになりました。
大接近と、バローレンズ効果で、こんなに大きく、模様もいろいろと見えるようになりました。
しかし、大接近というのは本当にありがたいものでした。
星への復帰早々こんな火星を見ることが出来ました。

2020年10月13日撮影

色々な模様が見たいとどん欲になっていたころ、すべての模様を見たかったけど、さすがにそれは無理でした。でも、まずまず大所は抑えた気がします。シルチスとかアンリ爪とかね。

2020年10月20日撮影

迫力がある模様です。この辺りになってくると、撮影のコツみたいなものが確立しつつありました。

2020年10月24日撮影

火星の自転を観測することもできました。

2020年11月5日撮影

大接近から一か月、まだまだ視直径は大きいですね。19″もありました。

2020年11月14日撮影

少し視直径が狭くなってきた(17.5″)感がありますが、模様ははっきりと確認できます。

2020年11月30日撮影

徐々に遠ざかっているのですが、ある一点を超えると、本当に遠ざかったなあと感じました。
この時の視直径は14.69″でした。それでも十分な大きさでしたが、ピント合わせが難しくなってきていました。

2020年12月11日撮影

火星は模様が一番はっきりした時に撮影します。その模様が、さらに小さくなってしまって、そろそろ引き時かなあって思った頃です。興味はDSOに向かいつつありました。視直径12.83″。

2020年12月19日撮影

模様の形でピントを合わせるというよりは、模様の濃さでピントを合わせてました。
甘いかもしれませんが、このころはこれが精いっぱいでした。11.88″の視直径です。

2020年12月27日撮影

これが、今回の大接近の最後の写真です。最高の写真を残したかったですが、これが限界でした。10.92″の視直径です。

次の大接近が楽しみです

今回の大接近ほどではありませんが、2022年も、17.2″まで大きく見える最接近があるんですね。
今回の接近で17″の大きさがどんなか体験したので、2022年も十分楽しめると思います。

2033年、2035年は、視直径が20″を超える大接近です。そのころ、自分の撮影システムはどうなっているか。
お金を貯めて、新しいシステムを構築しているでしょうか。

[撮影、画像処理をした機器、ソフトウェア]
ビクセンNEWポラリス-80M、D=80mmアクロマート、F=910mm、×2バロー、CMOSカメラASI462MC、モータードライブMD-5(ビクセン)
撮影ソフトウェア:FireCapture2.6 スタッキングソフトウェア:AutoStakkert3.1.4
画像処理ソフトウェア:RegiStax 6
撮影場所:自宅ベランダ

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