概略
一昨日、昨日と、とても月が奇麗だったので、DSOをやめて(もともと壊滅していたが)月を撮影することにしました。
気温もちょうど良いくらいになり、天体観測日和でした。
撮影においては、ホワイトバランス、また露出やGAINを少しずつ動かしながら、月の姿がどう動くか観察しました。
けっかとしては、たいしてかわらない、複数の月の画像ができただけでしたが(^-^;
月の画像
[撮影に使用した機材・ソフトウェア]
赤道儀:ビクセン社スーパーポラリス赤道儀
鏡筒:SVBONY社SV503 102ED D=102mm・f=714mm・F値7、EDアポクロマート
カメラ:CMOSカメラZWO社ASI294MC
自動追尾:ビクセン社MD-6
撮影・スタック:SharpCap 4.0 (64 bit)による撮影(90秒間)、AutoStakkert3.1.4によるスタック
画像編集:RegiStax 6でWavelet処理
使用フィルター:UV/IRカットフィルター
撮影場所:自宅ベランダ
撮影日時:2023年2月4日、5日
2023年2月4日(月齢13.3)
Gain=10、Exposure=15.0000ms、White Bal (B)=99(Auto)、White Bal (R)=56(Auto)
管理人が月を撮影すると、いつもこの発色になります。肉眼で見る月とはどうしても違ったものになります。ちなみにこれはオートバランス採用です。
Gain=10、Exposure=15.0000ms、White Bal (B)=83、White Bal (R)=60
これがベストではないかと思いますが、まだブルーに着色されているような。
Gain=10、Exposure=12.0000ms、White Bal (B)=83、White Bal (R)=60
露光を下げてみましたが、暗くなっただけでした。
2月5日の月(月齢14.3)
Gain=3、Exposure=8.0000ms、(B)White Bal (B)=89、White Bal (R)=62
ほぼ満月に見えますね。露光が低く、暗い月になってしまいました。
Gain=3、Exposure=9.0000ms、White Bal (B)=89、White Bal (R)=62
露光を上げて、若干明るくなりました。
Gain=3、Exposure=9.0000ms、White Bal (B)=70、White Bal (R)=74
この月が特徴的なんですが、目指すのはこの色ではないかと思ったり。しかし、やはり少し着色しているような気がします。
目指しているのは少し白い月何ですが、なかなかうまくいきません。
Gain=3、Exposure=9.0000ms、White Bal (B)=72、White Bal (R)=76
両ホワイトバランスともに、上げてみたら、かなり自然になりました。前述したベストのものと比べて、これも遜色ない気がします。
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